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仮想通貨取引の基礎知識

ジーキャッシュ(Zcash)とは?

基礎知識 2018年5月23日 投稿

ジーキャッシュとは?

ジーキャッシュ(Zcash)は、2016年10月に誕生した仮想通貨です。ジーキャッシュが有名になったのは2017年5月に金融機関の世界大手「JPモルガン社」がジーキャッシュを一部採用するという提携のニュースから生じた急騰です。この出来事は、アルトコインの価値が一気に数倍~数十倍になる可能性がある、という事実を世界に見せ、アルトコインブームの一翼を担うこととなりました。

また、発行上限は2100万枚、4年に1度の半減期、PoWの承認方法を取り入れるなど、ビットコインと同様の仕様を持つことで「第二のビットコイン」という声も聞かれています。ジーキャッシュの持ついくつかの特徴として、「マイニングのしやすさ」と「高度な秘匿性」が挙げられます。マイニングについてはビットコインやイーサリアムのマイニング効率が低下したタイミングで市場に登場したことから、ジーキャッシュのマイニングに移行するマイナーが増えたことも、注目が集まる要因となりました。

ジーキャッシュのもつ秘匿性

ジーキャッシュのもつ特徴である秘匿性は、「ゼロ知識証明」という理論を用いています。同じく秘匿性を特徴とした仮想通貨には「ダッシュ」や「モネロ」などが存在しまが、「ゼロ知識証明」を使用したジーキャッシュは、送信者アドレス、受信者アドレス、コイン数量、コイン履歴といった、仮想通貨取引における重要情報のほぼ全体に及んでいます。「取引情報は完全に秘匿されながら、その取引の正当性は証明できる」という匿名性の強さを実現している「ゼロ知識証明」は、暗号分野の理論で、ジーキャッシュではzk-SNARKというシステムにすることで用いられています。zk-SNARKsでは、証明鍵という暗号解読方法を使うことで、約40秒ほどと、非常に短時間の間に、その取引内容を秘匿しながら、正当性を証明することができるため、スケーラビリティ問題とプライバシー問題の双方に役立つと注目されています。

ジーキャッシュが世界で評価を高めているポイントは、その秘匿性と、JPモルガンといった、世界を代表する大手金融機関が提携を発表している点にあります。事実、JPモルガンが提供するQurumというサービスにzk-SNARKsの技術が実装予定のほか、アルトコインの代表通貨であるイーサリアムが、メトロポリスというハードフォークで、zk-SNARKsを活用した技術を実装しました。秘匿性というとマネーロンダリングなどの負のイメージを連想する方も多いのですが、実際にはスマートコントラクトなどで取引の記録などを通貨が含む場合、ビジネスのシーンなどでは競合他社に「知られたくない」というニーズもあるため、こうした秘匿技術が評価がされている側面があると思われます。

ジーキャッシュの将来像

このように、その技術自体に評価や実用性が高いため、正当な評価から、一つの決済通貨として発展していく未来も想像できます。一方では、秘匿性の高い取引形態や市場の拡大は大規模なマネーロンダリングや脱税、犯罪資金の温床ともなってしまうため、これらにどう折り合いをつけるのかは、未だ世界レベルで方針が決まっていないのが現状です。とはいえ、自発的に不正な利用を排除することは、特定の管理者の存在を認めることとなり、そもそもの自由な取引を行うための妨げともなってしまいます。また、ジーキャッシュは他の急騰したアルトコインと同様に、本来の価値以上の相場となっている側面があるともいわれています。日本では昨今の仮想通貨関連の相次ぐ不祥事を受けた金融庁主導による認可や法整備の中で、このような秘匿性の高い通貨を取り扱うこと自体が、取引所などの関連事業の運営のマイナス評価につながると予測されています。そのため、国内取引所においては扱われる機会が今後少なくなる可能性があります。

そうなれば、国内においては、実需よりも投機的な目的で買われる事が多いこととなります。技術的には革新的ともいえる内容を使用したジーキャッシュは、今後正しい使われ方で正当な評価を多く勝ち取ることが、投機通貨と見なされないために必要となってくるでしょう。ちなみに、このような秘匿性について、Zcashの開発陣はその可能性は認めつつも、どのような最新技術も悪用される可能性がある、と位置付けた上で、「全世界の良き発展を応援するものを開発していく」と回答しています。

まとめ

ジーキャッシュは、2016年10月に誕生した仮想通貨です。ジーキャッシュが有名になったのは2017年5月に金融機関の世界大手「JPモルガン社」がジーキャッシュを一部採用するという提携のニュースから生じた急騰で、アルトコインの急騰ブームのきっかけともなりました。発行上限は2100万枚、4年に1度の半減期、PoWの承認方法を取り入れるなど、ビットコインと同様の仕様を持つことで「第二のビットコイン」という意見もあります。

ジーキャッシュの最大の特徴は「ゼロ知識証明」という理論を用いた高度な秘匿性にあります。秘匿性は仮想通貨のプライバシーの問題を解決するものとして期待される一方、マネーロンダリングや脱税、犯罪資金の温床となる可能性もあるため、これらにどう折り合いをつけるのかは、未だ世界レベルで方針が決まっていないのが現状です。そのため、国内取引所においては扱われる機会が今後少なくなる可能性が予測されるため、取扱には十分な検討が必要な通貨ともいえるでしょう。

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