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コラム・インタビュー

BITPoint(ビットポイント)が描く「仮想通貨の将来像」

株式会社ビットポイントジャパン 代表取締役社長

小田 玄紀 氏  インタビュー

インタビュー 2018年12月31日 投稿

東証二部上場の株式会社リミックスポイントの子会社である、株式会社ビットポイントジャパンが運営する仮想通貨交換所「BITPoint(ビットポイント)」は、情報セキュリティ格付で「A(シングルエー)」を取得した高セキュリティな環境をベースに、仮想通貨交換業者では唯一、強力な取引ツール「MetaTrader 4」を提供するなど、独自のサービスを展開しています。今回のインタビューでは代表取締役社長の小田玄紀氏に、自社のサービスやセキュリティ態勢、ICO、仮想通貨の将来についてなど、幅広くお話を伺いました。

株式会社ビットポイントジャパン 代表取締役社長 小田 玄紀 氏

東京大学在学中に起業し、その後に事業を売却、マッキンゼー出身者と共にベンチャーキャピタリストとして多くのベンチャー企業に対して投資を行う。海外の機関投資家との交渉や債券投資なども手掛けており、金融・投資のスペシャリストとして活躍している。
2016年3月、株式会社ビットポイントジャパンを設立、2017年、株式会社リミックスポイント代表取締役社長に就任(現在、代表取締役会長兼社長CEO)

インベストコア株式会社 代表取締役社長CEO
伊藤 慎佐仁

株式会社三菱銀行(現:株式会社三菱UFJ銀行)で為替資金部などに勤務後、ソフトバンク株式会社の財務部にて大型の資金調達などに従事。SBIホールディングス株式会社の取締役常務執行役員、ヤフーグループのワイジェイFX株式会社の代表取締役社長CEOなどを歴任。2016年には社会的インパクト投資を実践するネクストシフト株式会社を創業。インターネット金融の黎明期から関わり、銀行・証券・保険・住宅ローン・FX・投資助言業など幅広い金融事業に従事してきた。これまで、上場企業2社で代表取締役、上場企業3社で取締役。現在は、社会的インパクト投資やブロックチェーンなどフィンテックに幅広く関わっている。

実は仮想通貨のマーケットがまた活況になるのではないかと思っています。

BITPoint(ビットポイント)の取引サービスについて、具体的に教えてください。

「現物取引」、「証拠金取引(レバレッジ)」「MT4(Meta Trader4)」を提供しています。MT4に関しては、オフィシャルサポートは終了していますが、当社ではサポート契約をさせていただいているのでサービスを提供しています。

ビットポイントではカスタマーセンターを置かれていますが、交換業者の中ではかなり珍しいですよね?

そうですね、お問い合わせの中にはクレームより改善要望が多いです。お客様の要望で初めて気がつくことがたくさんあると思ってます。
また、当社では週1回のペースで、お客様からの要望やクレームに関して全案件をどう対応していくか対応方法等の話し合いを行っています。結果的にこれを経営に活かすことができることが良かったですね。

投資家の方は結構自分でプログラミングをしている方ということですか?

そうですね。MT4ユーザーは明らかに違うマーケットになります。当社のユーザーでも1日で3,000~5,000BTCくらい取引をやる方がいるので、MT4ユーザーは現物取引でのユーザーとは少し違う層ですね。

そういった方々の投資経験というのはどういったものですか?

MT4ユーザーの方は、FX経験者が大半です。

FXでもかなり自分のプログラムでしっかり利益を出せるような投資家ということですね。
おそらく、2018年の春先まではボラティリティとかがすごく動いていて、新規の投資家も多いので、そういうプロの投資家にとってはやりやすかったでしょうね。今はそのあたりの環境はどうですか?

 現在、国内では、仮想通貨(ビットコイン)の取引量が昨年よりも減少しています。ですが、個人的にはこれからまたマーケットが活況になるのではないかと思っています。というのは、2018年10月24日付けで日本仮想通貨交換業協会という団体が金融庁より自主規制団体として認定されました。これを踏まえて、みなし業者や新規登録業者が今後登録されていくと想定されます。

また、仮想通貨の法律は、2017年より日本が先行して整備されてきましたが、様々な国でも法律が整いつつあり、例えばタイやイスラエル、フランスでも法律が整いはじています。また、アメリカ、中国、韓国に関しては、いまだ規制が厳しい状況ですが、来年あたりから整い始めればいいと思っています。当社は日本だけではなく様々な国で事業を展開していますが、やはりアメリカ、韓国、中国が動き始めればまた活性化しますね。仮想通貨の取引量がこれまでとは比べものにならないくらい大きく成長していくと期待しています。

なるほど。特に主要国の法整備が進めば、それ以外の新興国も、一旦は抑えていたところがまた活性化していく可能性はありますし、仮想通貨本来の性質からすると、FXと比較しても、国を跨ぐことは非常に簡単ですよね。

そうですね。

ちなみに、ビットポイントのICOに対するお考えをお聞かせいただけますか。

ICOは積極的に取り組んでいきたいと思っています。ですが、まずは業務改善計画をしっかり遂行し、金融庁とのコミュニケーションを密にしながら少しずつ進めていければと考えています。

仮想通貨のレバレッジ取引と規制

レバレッジ取引上限4倍というニュースを見ましたが、投資家にとっては、レバレッジ取引上限が4倍では、あまり魅力がないと思いますが、いかがですか?

そうかもしれませんね。ですが、当社では最大25倍までできるようになっていますが、ユーザーの平均は2倍から5倍が大半です。10倍以上は個人的にはやめた方がいいと思っています(笑)

そうですね、確かにFXでも最大が25倍だと思うんですけど、実際は10倍前後という感覚だと思いますので、あくまでも出来る、というところですよね。

そうですね。個人的に言うと、FXも考え方は一緒で一般個人は最大25倍、法人は無制限だと思います。企業投資家とか法人では、当然一定のリスクを負うという方はいるので、そういうお客様に関してはレバレッジ規制を撤廃してもいいんじゃないかなと思ったりします。

そうですよね。FXのレバレッジ規制のときは、法人か個人か、というのは結構難しいところがあって、今小田社長がおっしゃった、プロかどうか、というところが本質的な違いなんでしょうね。そこで区切れば、リスクを十分理解している方には、と思いますね。
仮想通貨取引業者でMT4を導入されてるのはビットポイントだけですか?

はい、当社のみですね。

仮想通貨本来の価値は、世界中で決済・送金に使えること

もう少し話を広げて、実際の仮想通貨の利用についてお考えを聞かせてください。

当社は設立時より仮想通貨を「送る・使う・投資する」と言うコンセプトで事業を行っておりました、本来は送金手段・決済手段として使われるべきだと思っています。ですが、現状は大半の方が仮想通貨を投資目的で取引されています。
決済利用については当社も色々探っていて、2017年には格安航空会社のPeach Aviation株式会社と業務提携し、航空券の決済利用を進めていましたが、業務改善命令などの関係で話が止まっています。ですが、いまいくつか店舗決済などで使えるチャネルとは話をしているので、来年には発表ができるかと思います。

そうするとマーケットも活発になって、もう少し決済利用しやすい相場変動になってくるという感じがあると思いますね。

そうですね。あとはビットコインだけではなく、いわゆるセーフコインを含めた仮想通貨に対するイメージも良くなってくると思います。

最後に、仮想通貨・ブロックチェーンが将来どうなっていくかについて、お考えをお聞かせください。

 仮想通貨の一番の価値は、様々な国で使えることだと思います。
当社では、香港・韓国・上海・台湾・マレーシア・パナマなどでジョイントベンチャーを作って事業を行っています。様々な国に行った際、「仮想通貨で決済ができること」が価値だと思っています。例えば、米ドルの為替レート手数料は1~2%くらい程度なのですが、中国の人民元は為替レート手数料が10%かかります。
往復するだけで10%もかかると考えるとやはり10%は高いと思うんですよね。
ですが、それが仮想通貨だとかからないっていうところがすごく価値があると思いますし、そういう観点でいくと、仮想通貨の価格変動はある意味どうでもいいことであって、むしろ仮想通貨をもっと使えるようにすることが価値だと思っています。

もう一つ、仮想通貨もそうですけど、ブロックチェーン技術です。こちらも非常に大きな可能性があると思っています。今後、ブロックチェーン技術を利用した新商品とか新サービスが出来ていき、今までみたいにマーケットキャップが大きい仮想通貨ではなく、「この通貨はこの目的にしか使えません」「ただこの目的に関して言うと法定通貨よりも便利です」などの「使用目的」が明確な仮想通貨の評価も上がるのではないかと個人的には思っています。

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