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仮想通貨取引の基礎知識

ビットコインキャッシュとは

基礎知識 2018年4月15日 投稿

ビットコインキャッシュは、ビットコインから分裂して2017年8月に誕生した仮想通貨(暗号資産)です。分裂は、ビットコインの利用者の増加による処理速度の限界について、その解決方法についての意見対立が原因であるとされています。 処理速度の低下は通貨としての機能が低下することを意味します。このような問題が起こった時、仮想通貨(暗号資産)は国のような発行主体が存在しないため、解決策であっても何か変更を加えるとなる場合は、ネットワーク参加者全体の同意を得なければなりません。よって、同意が得られない場合は分岐することになるのです。仮想通貨(暗号資産)は「ブロックチェーン」と呼ばれるインターネット上の取引履歴の集合体によって作られていますが、この場合の分裂とは、ブロックチェーンが二つに分岐することを意味します。分岐した取引履歴は、それぞれが別の通貨として記録が続けられます。 つまり、ビットコインの処理速度の低下を改善するために、新たな取引履歴をつけ始めた仮想通貨(暗号資産)が、「ビットコインキャッシュ」である、ということができます。

ビットコインとの違い

対立の原因となった処理速度の改善には、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、それぞれ異なる方法を採用しています。 ブロックチェーン技術を使用する仮想通貨(暗号資産)はブロックチェーン中のブロックに取引履歴が残ることで取引が成立しますが、ビットコインの1ブロックあたりの容量は1MBで、10分に1回、更新が行われています。その間、ブロックに入りきらない取引は成立させることができず、昨今は、いつまでも取引が完了しないという遅延が発生していました。 ビットコインとビットコインキャッシュの最も大きな違いは、この取引データを格納するブロックの容量の違いにあります。ブロックの容量1MBであるビットコインに対し、ビットコインキャッシュは8MBと、実に8倍の大き差になっています。さらに、ビットコインは取引量の増加によって、1MBの容量では取引の遅延だけでなく、手数料が高くなるという問題が発生していたのです。ビットコインキャッシュは、この問題点について、ブロックの容量アップで解決しています。これによって取引の遅延なども解消し、ビットコインよりも手数料が安いという特徴が生まれたのです。一方、ビットコインではSegwitと呼ばれる技術を採用し処理速度の改善を行いました。Segwitがあるおかげで取引データで1つのブロックに、1MBという小さい容量のままでも処理速度の問題の解決ができたのです。 ビットコインは1つのブロックに入るデータの格納方法を改善することで解決し、ビットコインキャッシュはブロックそのものの大きさを変えることで問題を解決しました。言い換えれば、ビットコインへのSegwit技術の導入への反対派がいたことによってビットコインキャッシュが生まれたともいえます。

ビットコインキャッシュが高騰した要因とは?

ビットコインキャッシュの価格は2017年12月19日から21日の間に約20万円から約48万円まで高騰しました。この高騰は、世界最大のビットコイン決済サービスである米BitPayが12月15日にビットコインキャッシュの取扱いを開始することを発表した時期と重なっています。また、Bitcoin.comの共同創業者であるエミル・オルデンバーグ氏が保有していたビットコインを全て売却、ビットコインキャッシュに持ち替えたことを発表したことも高騰に勢いをつけた要因であると予測されています。エミル・オルデンバーグ氏は、ビットコインキャッシュへと保有を移した理由として、「仮想通貨(暗号資産)としての未来はない」と語っており、その主な理由をビットコインは取引手数料が高く処理速度が遅いこと、と挙げています。 また、続いて大手の仮想通貨(暗号資産)取引所がビットコインキャッシュの取り扱いを2017年12月20日から開始したこと、ビットコインキャッシュのVISAデビットカードがリリースされたことも、ビットコインキャッシュの高騰を後押ししたと考えられます。取引所やカードでの取り扱いが始まることは、様々な厳しい審査を通ったことを知らせるものでもあるためです。同時に、カードとしての登場は、主に金融商品としての取引がメインだった仮想通貨(暗号資産)全体の中にあって、「実際に使うことのできる通貨」として、通貨としての信頼感を強固にしていくこととなりました。

まとめ

ビットコインキャッシュは手数料の安さから少額決済にも利用しやすいというメリットがあり、日常での利用が開始されています。 一方、手数料が高くなってしまったビットコインは少額利用には不向きであると位置付けられつつあります。以前はDellやMicrosoft、Steamなどで商用利用もされていましたが、現在では停止されています。 この状態は、かつて銀行を必要としなくなる機能・役割をもつ仮想通貨(暗号資産)を目指したビットコインの理念に反するものでもあるといえるでしょう。こうした流れをうけ、「ビットコインキャッシュこそがビットコインの正統」という意見も見られるようになってきました。ビットコインの分裂から誕生した経緯、高騰の理由を見てみると、ビットコインキャッシュの誕生は必然的なものだったといえるのかもしれません。

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